作词 : 保坂ねこ,橋本若菜 秋の最初に吹く風は いつでも私を あの頃につれてゆく 目にうつる景色まぶしくて こわいものなど 何もない二人には 時間だけがあった ひかり降る午後には 夏の歌を歌い 少しだけ背伸びをしたあの頃 幸せが近すぎて 本当が見えない あたりまえのようにかわす約束 君はやさしく その手を頬にあて 静かに微笑みかける 秋の最初に吹く風は いつでも私を あの頃に連れてゆく 君の上着と朝の空気 すすき野原は ささやいていたみたい 二人だけのこと 指を解く瞬間意識しなくなって なにげない温度覚えたあの頃 「さよならはどうするの」 言葉にすることで 明けないはずと知って夜も 時はやさしく記憶をすりかえて 静かに微笑みかける