[00:30.21]夢、覚めた。曇った空。 [00:41.01]遠く、雨。俯く [00:48.22] [00:49.61] [00:51.57] [00:51.77]電車窓、日が射した [00:57.61]眩しくって目を細めた [01:02.95]奪われた『指定席』。 [01:08.26]立ち位置も、確保できず [01:13.10] [01:13.45]あ、そっか。 [01:16.02]そんなもの最初っからなかったっけ [01:23.80]まぁいいや。いつもの事です。 [01:30.81] [01:34.72]夢を見て辿り着いたこの場所は [01:39.96]ただの『希望廃棄工場』でした [01:45.24]競いあい潰された心の行方は、曖昧な未来。 [01:54.55]それはそれは、分かってたはずの『現実』ってやつでした [02:04.87] [02:43.25]夢を見せられて [02:48.40]夢に溺れてた [02:53.16]気が付いたらもう [02:57.63]誰も居なかった [03:02.97]一人ぼっちの迷子の心は [03:12.64]曖昧な拍子にぷかり浮かぶんだ [03:21.65] [03:24.27]進行に従って、不安定な拍を刻みます [03:28.77]元々宇宙にぽかんと一つ、浮いてるだけの星なんです [03:34.24]そんな上でバランス保って [03:36.80]太陽と月の間あたりで、毎日必死に生きています [03:42.16] [03:42.36]生きています [03:43.57] [03:43.85]夢を描いて辿り着いたこの場所は [03:50.01]ただの『希望廃棄工場』でした [03:55.22]分かってたはずの『現実』なのに [04:00.58]どうして涙が止まないんだろう [04:05.85] [04:06.00]夢が冷めて、息もできなくなった [04:11.30]此処に冷却処分しましょう [04:16.57]最後だね、今までありがと、ね [04:22.13]此処に眠る、『皆』の [04:25.79]Good night. Good night. [04:28.55]沢山の夢と一緒に [04:34.13] [04:34.43]おやすみ。