たとえば今日と明日 過去と未来 時の 狭間や 境目のように 私とこの世界を隔てるもの  いつの日にか見つけられるかな? こうして今 目の前にいるキミに 急にピントが合わなくなって ひとりきりで彷徨う気持ちは  いつも行き先を知らないんだ 旅を続けてる  まだ知らない私に逢いに いつもここにいる  誰より遠い人へ 果てしのない世界と同じくらい  深く疼く心の奥で 重なり合う 未来の不確定を  私を見つけに行くから 扉の向こう側を 覗くほどに 踏み出すのが 怖くなりそうで こんな風に安らげる場所も  やがて思い出に消えるのでしょう? 風が巡るたび  花は枯れて また芽吹くように 足跡がいつか  私を創るのなら 何処にもない世界の彼方まで  続いていく軌跡はきっと 傷だらけのフィルムによく似てるね  ちっぽけな8mmの証 石畳を鳴らす雨の音も  遷ろいゆく心の色も 忘れられた時代の物語も  未来を形作るから 何処にもない世界の真実も  深く疼く心の奥も 重なり合う 未来の不確定も  まだ視えない境界線も 泣き疲れて ひとり眠る夜も  キミとふたり 安らげるときも まだ遥かな心の旅も きっと  私に繋がってるから 何処にもない世界の真実も 重なり合う 未来の不確定も