淡い夢 まどろみの中で 夜空の下 太陽も眠る 甘い夢 シーツのドレスで 月明かりが 太陽を撫でる 体預け 心も預け そう こんな声は 他の誰に 聞いで欲しくない そう こんな姿 夜が終わる までの二人の秘密 ユインの表でさえも裏で 交われば 分からなくなるから 放り投げて落ちてくる頃に 両裏になることさえも メビウスの輪の中では月も 太陽も光はしない 夜明けまで互いを求め合うよ 来ないことを願いながら 誰も知らず 誰かも知らず 燃やし尽くす火は 腕の中で 切なさを焼いた 欠けていた日々は 胸の中で 満ちたりてまた欠ける 時計の針よ狂ってしまえ 時の流れよ狂ってしまえ 二人が愛し合った数だけ あやふやに刻み流れて メビウスの輪の中では月も 太陽も変わりはしない 光と影が互いを追いかけ 願わない夜明けを待った