[00:14.02]日常を染める風の声 [00:19.59]ありふれた場所傍に響く [00:25.79]それが昨日と変わる度に [00:30.36]いつまでも耳を傾けていた [00:37.12]最初に使うのはどれも同じ [00:42.80]思い出募る恥ずかしげな感情 [00:48.42]くすぐったいと例えるけど [00:53.45]ホントに言葉が可笑しかった [01:00.29]手を見つめて [01:05.12]胸を近づけて [01:10.70]呼吸を手懐けて [01:15.58]今すぐに音を生む場所がある [01:25.01]歌を。僕が生きてゆくその理由を [01:30.22]微かな鼓動に感じながら [01:36.18]風を、人を、意志を、囁きを [01:41.56]確かな言葉に託していた [02:00.47]日常を止める時の瀬に [02:05.57]一人で泣いた幼い記憶 [02:11.32]誰も知らない歌がある [02:16.08]壊して忘れたい歌がある [02:22.24]降り続く雨の中を [02:27.69]傘もなく走るような [02:33.46]温もりを求めてしがみついて [02:38.76]落とした分の涙も与えてくれる、歌を [02:46.38]まだ知らないその声は [02:50.12]僕の声と換わるように飛んできた [02:56.07]もっと君の声が聞きたくて [03:01.44]それならこんな歌がいいのかな [03:08.11]降り注ぐ雨はやがて [03:13.47]明日を差す光となる [03:19.30]争いの終わりに辿り着いた [03:24.42]探した分の笑顔も与えてくれる、歌を [03:37.15] [03:55.89]歌を。僕が生きてゆくその理由を [04:01.47]微かな鼓動に感じながら [04:07.36]風を、人を、意志を、囁きを [04:12.83]確かな言葉に託して [04:19.05]歌おう。彼方に伝う歌を [04:24.39]未来へ届く大きな声で [04:30.08]何十年、何百年続く先も [04:35.64]隣に歌がありますように