神々が恋した幻想郷 (神々が恋した幻想郷) - 天外冬黄 君の大切なものは みんな此処にあるから いつだって逢いに来て 君の幻想郷へ 茜差す季節が山を下り 西の海に消えてゆく 見上げた空に君の声を聞いた 募る思いは地平を 越え郷を巡る風 光差す大地の向こう側に 見慣れた面影を追う 夢を手繰って やり過ごした夜を 恋と呼ぶなら焦がれすぎて もう眠れない 霧で覆われた夜も 訪れない春の日も 大丈夫傍に居て その手握るよ 私が描いた明日は 君が望んだ未来 此処へ来ていつだって 君を待っている 見上げた空に君の声を聞いた 恋の神様 もう君だけしか見えない 月が隠された夜も 枯れない花のことも 想えば想う程胸が熱いよ 君の大切なものは みんな此処にあるから いつだって逢いに来て 君の幻想郷へ 君を待ってるから