一羽の白い鳩が群れに入れずにいた 僕と同じで社会に適合できずにいた こっちを見ても僕じゃ何もできないんだ 自分の居場所は自分で見つけろ 諦めんな自分でみつけるんだ こんな風に一人を望んでしまう前に 自分が嫌になってしまう前に 自分と重なって無性にヒラついた 捨てようとしていた残飯を与えた 群れは集り怯えていた僕のように 横取りされるな奪い返せ じっと見てないで奪い返すんだ こんな風に悔やんでも戻らないんだ 失ったものは二度とは戻らないんだ (渇望 失望 絶望 傷をかばう) 始めから諦めてたのは僕だ 全てを投げ出したのは僕だ 膝に一枚の羽を落として 鳩は飛んだ 僕にも飛びなって言うんだろ そうなんだろ