夜の音 時計は 明日を指す 抜け出す街並みも まるで眠っているようで 一人 二人 また一人 僕達はいた 静かに見合わせて 空を指差した はしって "うら山のおばけの木" まで 子ども達の歌声は弾む 神様の夢を見上げ なぞる ただ 星の名前も知らないまま 時を忘れ いつまでも 永遠の銀河へ 夜の音 時計は 今日を指している なにも変わらない中 変わる 君と僕の距離 君が 他の誰でもない"なにか"だと 僕が僕の背中を押している 満天の星の下で 触れる 手に 君の横顔も見れないまま 伝う温度 君はただ 指を重ねていた 時が経つにつれ 笑い声も消えていった 大人になるってこと こんなに寂しいものかな 世界は思ったほど綺麗なものじゃなかったね 少し疲れたかな どこかで休もう またあの場所で会おう 「あっ。」 あぁ 箒星に願いを込めて いつか また ここで笑える時がくると 昔のように 今のように いつまでも 永遠の銀河を… 「変わらないものなんて、ないのかもしれない。」 「それでも、小さななにかを見つけられたら、僕達はまた永遠を見上げる。」