貴女の足跡超えて 緩く歪む幻  夜と昼の間 淡い現 見てた 甘い夢と浅い現 遍く地を歩く果てに 貴女のため私のため 夢のために現捨てる いつからか思い出せず  いつの日か思い描く 夢の中で 朝靄にけぶる森を  明空に白ずむ山の端の色を 貴女の目映い声で  幽かに響いてゆく  昼と夜の間  淡い夢を 見てた 黒い夢と暗い現 天霧る地を仰ぐ果てに 貴女なくし私なくし 夢をなくし現 望む いつまでも思い消えず  懐かしきまほろばの明日へ  いつか  いつか 昨日覚めた夢と 明日冷める現  あわい  今 貴女の見ていた今は  遠く届くまほろば  夢と現 間  淡い幻想 貴女の見つめる今は  ほのかに色づいてく  夢と現 間  淡い幻想(夢)を生きる 夢をなくし現なくし それでもまだ幻想(夢)を見てる 夜が果てて昼が朽ちて 色が溶けてモノクローム(monochrome) 浅い浅い現の夜 誰かの為に幻想(夢)がある 貴女の幻想(夢) 私の幻想(夢) 淡い淡い幻想(夢)の夜明け 终