うつろう手のひら重ねても 飲み込んだ言葉に届かなかった 境界線のプロトコル 『過去』と『現在』の彼岸も あの日々の欠片も貴方となら視えるの ながい夢の旅路で落としてきた分岐が呼んでいる 今は戻れないから 何も話さないんだ夜が明けるまで いつでも変わらず咲く花も 『ずっと同じだよ』と笑い合ってた 反復系でフラクタル 夏の夢じゃないから あの絵本の場所も二人でなら行けるよ ながい夢の旅路で落としてきた分岐が呼んでいる いつか忘れちゃうけど 指は離さないんだ夜が明けるまで まるで他人みたいに そらされた視線 心細くて 夜空に地図書いても 出口無くて一人じゃ帰れない ながい夢の旅路で落としてきた分岐が呼んでいる いつか忘れちゃうけど 指は離さないんだ夜が明けるまで