[01:15.220]翳る日暮れにふと向う眼差しの先 [01:23.980]言葉を失くした景色の中あなたは居て [01:32.970] [01:35.790]人は儚くも雪のように消えゆくものならば [01:44.600]この思いさえも諸共に消えてしまえばいい [01:54.370] [01:56.060]春は旅。朝に此処を発つ日のこと [02:01.160]夏の度。二人の夜を思う [02:05.780]秋の闇。夕暮より暗く [02:10.340]冬を呼び。四季はめぐり [02:14.130] [02:14.380]桜舞う。華やかな宴の最中 [02:19.510]星は降る。あなたに降り注ぐ [02:24.070]月が照る。二人の影作る [02:28.640]雪積もる。巡り巡る [02:32.950] [02:33.380]それでもあなたは遠い [02:40.380] [02:41.820]ねぇ、どうして [02:44.180]あなたは私を見てくれないの [02:51.400]あなたは誰を見ているの [02:59.200] [03:00.020]ねぇ、どうして [03:02.610]あなたをいつでも探しているの [03:09.750]あなたはいったいどこにいるの [03:17.980] [03:18.550]ねぇ、誰か [03:22.230]教えて [03:25.730] [03:32.290]四季は移ろい変われども変わらぬもの一つ [03:41.230]幾年も抱き続けたもの心の中に [03:50.050] [03:52.610]幾度と呼べど終ぞ届かぬこの儚き声は [04:01.750]宛ら詠み人知らずの歌のように響く [04:11.440] [04:13.070]魔を封じ。あの日、出会いは唐突に [04:18.370]夢の時。本当に夢のよう [04:22.950]幻想は。どこまでも続く [04:27.390]怪奇の。手にかかる様で [04:31.450] [04:31.700]紅き運命は。二人を定むのか [04:36.640]妖し夢。幻を見せるか [04:40.960]永久の夜。何処まで続くのか [04:45.810]そして春はまた巡る [04:49.890] [04:50.090]それでもあなたは遠い [04:56.900] [04:59.140]ねぇ、どうして [05:01.510]あなたは私を見てくれないの [05:08.710]あなたは誰を見ているの [05:16.460] [05:17.210]ねぇ、どうして [05:19.890]あなたをいつでも探しているの [05:26.970]あなたはいったいどこにいるの [05:35.140] [05:35.890]ねぇ、誰か [05:39.020]教えて