薔薇が咲く花園 錆びた風が吹き荒ぶ 欠けたレンガを積み上げ 長く朽ち果てた砦 生温い血 滴り残して 輝いた日を目に焼き付けた 声を殺して泣く子供達に 薄く笑う 廊下の絵画 音の鳴らないピアノが夜だけ 聴こえてくる 心求めて 立ち並ぶ書籍の 部屋は埃を積もらせ 古い机の焦げ跡 壊れかけた回る椅子 懐かしき会 引裂き 描いて 燃え上がる火を目に焼き付けた 鍵をかけても続く足音に 隠れて息潜め震える 床に散らばるグラスの破片の 上 素足で歩きさまよう 音の鳴らないピアノが夜だけ 聴こえてくる 心求めて 声を殺して泣く子供達に 薄く笑う 廊下の絵画