[ti:Sphere] [ar:少年ヴィヴィッド] [al:O2] [00:33.12]遥か遠くの空は透明な青 [00:40.49]まるで音もなく凪いだ 水面のようで [00:47.89]ふわり浮かんだ雲は漂っていて [00:55.26]行き場のない私によく似ているな [01:02.58] [01:02.59]羽根なんて 私はいらないよ 見えない手に 囚われるから [01:17.36]この腕に 絡む雲の波を 振り切って 果ての果てへ [01:32.14] [01:32.15]この目が見つめる先に 何があるか知らないけれど [01:46.95]雲を見下ろすくらいに もっと遥か遠く飛ぶの [02:16.44] [02:16.45]やがて見下ろす世は小さくなって [02:23.82]手を振る人の声ももう聞こえない [02:31.16]見上げた先に見える真昼の星に [02:38.55]そっと手を伸ばしたら触れられそうで [02:45.91] [02:45.92]思い出も 私はいらないよ そこにはもう 何もないから [03:00.66]この胸に 絡む悲しみさえ 振り切って 振り返らないで [03:15.50] [03:15.51]この目が見つめる先に 何が待ち受けているのだろう [03:30.37]息もできないくらいに もっと遥か高く飛ぶの [04:14.64] [04:14.65]後ろは振り向かないよ 過去も寂しさも思い出も [04:29.01]振り切って私は飛ぼう 高く この空の果てまで