穏やかな夏の果て 鮮やかに移り変わる 夕暮れ風が染まる頃 鳥の声連れ立ってゆく 柔らかな漣が 不確かな心撫でる さあ いま歩き出そうか 茜色照らした街で いつまでも素直にはなれないけど 待っているよ そんな時を積み重ねて 仰ぎ見る空は飾らない姿で たくさんの笑顔連れ出すから 分かってるんだよ 探してるんだね 木漏れ日のメロディ 並び合った影の 何気ない距離まで だんだんぼやけて溶け合うから 託した心響け 今ね そっと告げるから ほらね きっと言えるから 向かい風 触れた指先 照れながら君は笑顔で ほら まるで空色の羽根 寄り添ってふわりと揺れる どれだけの優しさに触れたのだろう 信じてるよ いつまでも夢を乗せて 澄み渡る空に琥珀の涼風 臆病な僕を導くから 分かってるんだよ 描いてるんだね どこまでも淡く 揺るがない言葉で 巡り会った意味を 確かめながら歩いてゆくんだよ 繋いだ瞬間を君と ほらね ずっと行けるから リズム奏でる鼓動 頼りないココロさらけ出して 永遠に蕩けるように 物語も温めてあげる いま 込み上げる涙 きっといつか 願うから 願うから どこまでも強く 仰ぎ見る空は飾らない姿で たくさんの笑顔連れ出すから 分かってるんだよ 願ってるんだね どこまでも強く 消えない言葉で 果てのない未来へ 足跡つけて歩いてゆくんだよ 描いた途を君と ほらね ずっと行けるから ほらね きっと飛べるから