夜明けのしじまに 響く魂の叫び 由々しき桜 これをただ引き寄せる 紅い月が弧を描き 蒼い闇を映し出す 深い森はさんざめく 亡者達は語りかけ 遠い岸の向こうに 見えて消えてah 人の命どうして花の ようにはかない? この世に私の生きる 意味があるならば 心の傷を殺しながら歩ける? 力を受け継ぐ私の中に流れる 富士見の紅い血全て 消えてなくなれ 瞳を閉じ闇に委ね 西行の木に惹かれるまま 早く早く悲しみを無に 全て消えて痛みと共に