永い夜と夜との间 睑にかかった砂を落とした 甘く虚ろなまどろみは 迹形も无いAmnesia(アムネイジア) 花を散らすわ どの色がいいの? 枯れ落ちた花弁(きおく)は どこへ往くのか わからない 红雾(きり)に染まった瞳は 窓に映した双子の月 重ならぬこと受け入れたはずなのに (星屑のようにこぼれる涙) 羽根をもがれた少女(カーミラ) 光が眩しいことすら知らないまま 爱しい日々を求めて 手をかざした 幼い日々を辿っていく 思い出はそっと消えゆくだけ 届かぬ夜の崖(は)てで呜呼 泰然と舞うInsomnia(インソムニア) 镜に映る 手に入らぬ未来(あす) Trill(トリル)のように鸣る 子守呗(しらべ)だけが 爱しくて 契(ちぎ)られた花は脆く 喉を通る血の味のように ただ幻想(ゆめ)の中触れたいと愿っても (目の前の暗闇に坠ちていく) 散り逝く定めでもいい 涙だけを乾かす温もりが在れば 明ける夜さえも要らないわ 解かり合える どうして孤独(ひと)り 来ない朝をどれだけ待つの? ああ またひとつ 花が散っていくわ ああ 红雾(きり)に染まった瞳は 窓に映した双子の月 重ならぬこと受け入れたはずなのに (星屑のようにこぼれる涙) 羽根をもがれた少女(わたし)は 光が眩しいことすら知らないまま 爱しい日々を求めて 手をかざした 爱しい日々を求めて 朝を待つの