作編曲、作詞、コーラス、歌唱:鈴葉ユミ 貴方と見る月は これが最後かもしれないと いつも思っている 深い闇に生きるあたしたちに 幸福は要らない 貴方は言うけど 濡れた肌 雨のにおいが 二人の出会い呼び覚ます 奪われた哀しみ 色鮮やかに 燃え上がる憎しみの焔揺らす 交わされた視線 冷たい瞳が この感情を昂ぶらせる 月を背に舞う姿は 堕天使の様で いつあたしを連れて行ってくれるの? 大きい背中に届かない 愛の言葉を葬って 闇に伏せ駆ける姿は 悪魔の様で いつ私を喰らい尽くしてくれるの? 無防備な姿で待ってるから 殺されるなら大嫌いな貴方がいい 貴方と見る景色はどうれも綺麗で モノクロの世界 色づく日が来るなんて 深い闇で生きた日々さえ 朽ちた本の中で視た夢幻だと 都合良く書き変え 光に縋り 燃え上がる愛しさの焔宿す 交わされた誓い 冷たい銃口 この命を永遠に預けよう 朝の陽を纏う 姿は天使のようで 死を願えば慈悲をくれるだろうか? 憎しみに染まる心では 愛の言葉は紡げない 天に死を描く 姿は悪魔の様で 哀しみ喰らい 知らず飲みこんで行く 堕ちた夢に酔いしれ ずっと望んでる 殺されるなら愛しい貴方がいい 命の価値 宿命める月の夜 幸福な夢 手にした雨の夜 もうひとりにしないで 繋ぎとめていたいんだ 限りある 儚い鼓動 重ね合わせて 月を背に泣く姿は天使のようで 触れたのならば 愛をくれるだろうか? 創り上げた棘籠を抜け出して 誰も知らない秘密の地へ 胸に死を抱く姿は悪魔のようで 今宵も甘く 誘惑の音 さえずる どうしようもないくらい惹かれてる 殺されるなら愛しい貴方に 心臓食べあうくらいの距離で 醒めぬ幸せな眠りを下さい