君が居たあの場所は、 忘れえぬ夏祭り… 帰りのバスで ふと思い出す 初めての あの日のこと。 季節が巡り 大人になって、 そしたら、忘れちゃうかな…? 夏空の白い雲に、 溶けてゆく僕らの気持ち。 甘く 切なく この胸を締めつける。 束の間の歓びで 染めた景色は、 やがて想い出のあとさき、愛しい夢の中。 懐かしい潮風が 髪を撫でたら、 心に咲いた打ち上げ花火。 恋焦がれてた 宴の時間、 両手いっぱいのお土産。 秘密の場所で 踊りませんか? 探し物は何ですか? いつだって響く詩に 変わらない僕らの気持ち。 熱く 愛しく この胸に息づいて。 抱き締めた歓びは形を変えて、 次の季節に蘇る、眩しい夢の中。 繰り返す営みが刻を告げたら、 仄かに揺れる 真夏の茹だる様な暑さも忘れ、 いつまでも歌え騒げ踊れ…、それが好い。 お伽話を愛す人、お伽話を語る人。 出会う奇蹟の宝島。 一番の夏祭り! 束の間の歓びで 染めた景色は やがて想い出のあとさき、愛しい夢の 懐かしい潮風が 髪を撫でたら 心に咲いた打ち上げ undefined