誰かが描きだした絵本が 真実の世界だと思ってた 両足を投げ出して 空へと羽ばたいてみたかった 揺れるよ 心が どこかに 行っても わたしは ここから ここから 時を重ねてく 夢を見てた そのときには あなたが傍にいたよね なにもかもが ただ無邪気に輝いてた 晴れた空は薄雲など気にも留めず照らし出す ねえこのまま 投げ出せたら 楽なのに 理論的な言葉を並べて 理屈だらけになって 壊れた 心を どこかで 忘れて 消えても 後悔しないよ 実体(からだ)を探して (ああ) 夢が終わる そのときには あなたが傍にいてよね 絡みついた細い指を解いてくの 白い月は綺麗なものだけを移す訳じゃない ねえこのまま 逃げ出せたら 楽なのに 夢を見てたそのときには… 夢が終わるそのときには…