何(なに)も満(み)たされはしない 今(いま) 求(もと)めているものは何(なに)? ここで 愚(おろ)か者(もの)の黄金(おうごん)を 手(て)に取(と)って 口付(くちづ)け… 自分(じぶん)が誰(だれ)なのかさえ もう わからないでいるのなら さあ そこにある仮面(かめん)を取(と)り そっと 重(かさ)ねで ただ 価値(かち)の無(な)い 嘘(うそ)ならば 置(お)き去(さ)りに Ah~ 踊(おど)れ ここが 夢(ゆめ)の 舞台(ぶたい) 仮初(かりそ)めの 探(さが)し 求(もと)め 私(わたし)の 配役(はいやく)を 誰(だれ)か 邪魔(じゃま)を すれば なりかわって 幻(まぼろし)が 揺(ゆ)れて 透(す)けて 消(き)えて 醒(さ)めるなら 消(け)せぬ 嘘(うそ)が 残(のこ)って 永遠(えいえん)に 今(いま)は 姿(すがた) このまま 隠(かく)して 見(み)せず 演(えん)じ切(き)って 不安(ふあん)があるというなら そう 捨(す)てきれない過去(かこ)だけ そこに 跡(あと)を残(のこ)して消(き)えない 証拠(しょうこ)なら 振(ふ)り切(き)る まやかしの自由(じゆう)ならば ただ 真実(しんじつ)に変(か)えればいい 今(いま) もう一人(ひとり)の自分(じぶん)なら ふっと 消(き)え去(さ)り まだ 答(こた)えなど わからない 素顔(すがお)なら Ah~ 嗤(わら)う 回(まわ)れ 回(まわ)れ 回(まわ)れ 虚構(きょこう)と 上(あ)がれ 上(あ)がれ 舞台(ぶたい)の 高(たか)みへと 全(すべ)て 全(すべ)て 全(すべ)て 演(えん)じ切(き)って 実像(じつぞう)を 白(しろ)く 白(しろ)く 白(しろ)く 清(きよ)らかに 黒(くろ)く 黒(くろ)く 激(はげ)しく 鮮明(せんめい)に 強(つよ)く 強(つよ)く 冷(つめ)たく 冷(つめ)たく そこに 映(うつ)し出(だ)して