遥か遠くには 在るとされた神秘を 今此処に体現してにせよう── 東の空の下、平穩な日々過ごしたけど それももう今昔よ。 ざわざわとザワメク、幻妖が棲みついては 安穩な眠りは無理ね。 私の持つ調伏の術をここに そして夢と現実の狭間へ往け 霞む頂きの 山を飛び越えて 光の飛礫を舞うように躱そう── まるで夢の中の光景のように儚く美しくこの空、翔ける。 追逐を楽しむ少女たち… その瞳は嬉々とすて高雅でいたわ。 私が今、諦観の精神で撃つ そして夢と現実の狭間へ往け まどろみと幻有蔓延る幻想郷 やがて夢と現実の狭間へ往く