愛していた 笑顔も涙も 僕の全てだった事 今なら言えるよ 果てへ続く深海の底 沈みひび割れた船のよう 二度と時を刻む事はない 浮かび上がらない気持ち 左手から零れ落ちる 微かに残った温もり ふわりと漂いあてもなく手の平をすり抜けてく 無力な風船のように アナタを譲った空へと 僕は彷徨い続ける 途切れた全てが… 誰にも見せなかった真実の涙思い出に溢れて 空へ沈む鳥に見惚れていた アナタの背にも羽があったんだね 歌うよ記憶の中煌いたアナタに さよなら旋律に乗せて 願いを、想いを届けて…せめて一言だけでも… もう一度逢いたい 有りの儘全ての僕は アナタの中深く眠る いつかは羽ばたき 失うだろう 樹海の果てに いつかは羽ばたき 出会えるだろう 樹海に咲く愛