喩え何者と相撃とうとも 共に立つと決めたならば その思いを貫くこと セイギノミカタのその姿 遥か高く目指して、やってくる影のあるならば 共に目指す「下克上」を、分かち合えばと願いはすれども この理想の世界に、立ち向かうもののあるならば それは強きもの達、我らをいつか虐げるもの達 力弱きものを、遍く照らす光 かくも遠き理想―“それ”を正義と呼ぶのだ 喩え何者と相撃とうとも その手を取ると決めたならば 全てを倒す針となる セイギノミカタがここにいる ―立てよ! 与するもの、一人としていない天邪鬼 …であるが故。孤独が為。 その手を差し伸べることを選んだのか。  ―掲ぐ理想に、捧ぐ覚悟を。  ―騙る理想に、捧ぐ覚悟を。 忘れられた歴史を、語る者がいたとして それが果たして虚飾でも、それでもけしてかわらないものがある 力弱きものが、故に虚偽を固めた 紛い物の理想―“それ”でも正義と呼ぶのだ 喩えそれが偽りでも 心に望むものがいれば 五分の魂全て賭す セイギノミカタは譲らない 喩え何者と相撃とうとも 共に立つと決めたならば その思いを貫くこと セイギノミカタのその姿 ―立てよ! 与するもの、一人としていない小人の姫 …であるが故。孤独が為。 その手を共に携えるものを願ったか。 ―立てよ!! 与すること、一時の異変で終わっても …それでも良い。駒でもいい。 そうして繰り返す歴史に背を向けながら。