「私はラウーロさんが一番大事 私の時間は、全てラウーロさんの為に使うわ。 ラウーロさんを想いながら、 ラウーロさんの為にライフルを磨みがくの……」 ──短過ぎる蝋燭 貴方の為だけに灯そうと思ったから 消す時もまた貴方の為だけに…… [02:56.46 [03:05.06 真夜中に無言むごんで辿る あの日と同じ舗道ほどう 凍てついた銀色の月 早鐘を打つ鼓動 すれ違い続ける心 歪いびな色の瑪瑙めのう 空回り虚ろう言葉 決断けつだんに揺れる焔 嗚呼…過ぎし日はおりの中 からをやぶれぬさなぎは 嗚呼…蝶に成れず死んでゆく 空の夢を抱いたまま…… 「ラウーロさ──ん!」 貴方は何も覚えてはいない 覚えてたのは私だけ… 貴方は誰も愛してはいない 愛してたのは私だけ… 終わりの場所は 始まりの場所 愛が生まれたこの場所で…… 私が望む最後の願い…「Lauro e poca felicita」 私を焦がす最期の焔…「Lauro e poca felicita」 ──「Lauro e... "poca felicita"」 ──「Io mi chiamo...」