空に引かれた 歪な境界線 後光差す日は 雲が拒んでいる 手を伸ばして 真っ直ぐに 影伸びてゆく 掴めない 確かな息吹 この声よ 響け 愛で満ちた 涙は切ない 敢え無い言葉 この声を 聞いて かつて無い程の 叫びで 色褪せた明日の餞 堰きたてられる 光は朝の霜を 溶かしてしまう 太陽拒んでる 目を凝らして 実直に 裏表無い 見抜けない 微かな芽吹き この唄よ 響け 闇で満ちた 世界向かって 儚い導 この唄を 聞いて 捧げ持つ物は 無いから 唯一できることは唄うだけ この唄よ 響け 愛で満ちた 涙は切ない 敢え無い言葉 この唄を 聞いて かつて無い程の 歌声 色褪せた明日の餞