「この場所から」 そっと照(て)らす 光(ひかり)が 柔(やわ)らかな 今日(きょう)も 私(わたし)は静(しず)かに ページをめくって 淡(あわ)く滲(にじ)むインクと 紙(かみ)のいい匂(にお)い 何(なに)よりときめく 幸(しあわ)せな時間(じかん) こうしてこのまま 過(す)ごしていたいの 本当(ほんとう)の自分(じぶん)で いられるから 魔法(まほう)も曜日(ようび)も 忘(わす)れるほど 夢中(むちゅう)になってしまう 愛(いと)しい場所(ばしょ) 優(やさ)しさも 強(つよ)さもきっと 此処(ここ)からまた 生(う)まれていくみたいで 大好(だいす)き もしも悲(かな)しい 空(そら)の色(いろ)に 変(か)わった時(とき)は 誰(だれ)より最初(さいしょ)に 此処(ここ)から行(い)くよ そっと響(ひび)く ページをめくる音(おと)にまた 新(あた)らしい気持(きも)ちを 教(おし)えてもらって 自分(じぶん)も知(し)らない 自分(じぶん)に出会(であ)える 私(わたし)が触(ふ)れたい 私(わたし)がいる 不安(ふあん)も孤独(こどく)も 忘(わす)れるほど ココロをさらっていく 不思議(ふしぎ)な場所(ばしょ) 優(やさ)しさも強(つよ)さもきっと 此処(ここ)からまた 生(う)まれていくみたいで 大好(だいす)き もしも 悲(かな)しい 空(そら)の色(いろ)に 変(か)わった時(とき)は 誰(だれ)より最初(さいしょ)に 此処(ここ)から行(い)くよ 儚(はかな)くゆれるセカイは 時(とき)にひどく 誰(だれ)かを傷(きず)つける 違(ちが)う世界(せかい)を歩(ある)ける 例(たと)えば そんなこと。 私(わたし)の居場所(いばしょ)になるの 優(やさ)しさも 強(つよ)さもきっと 此処(ここ)からまた 生(う)まれていくみたいで 大好(だいす)き もしも 悲(かな)しい 空(そら)の色(いろ)に 変(か)わった時(とき)は 誰(だれ)より最初(さいしょ)に 此処(ここ)から行(い)くよ