[ti:Eye-Splice] [ar: ytr/ たま] [al:Innocent Days] [offset:0] [00:13.98]一昨日の声に脅かされ [00:16.95]飛び交う扉を一つ 開けば [00:20.09]めくるめく思考の回廊 [00:23.65]ぎしりと軋んだ [00:26.16]手を当てた左胸 いつかいずれ [00:27.68]また眠りを醒ます恐怖の記憶 [00:29.31]逸脱的眼と見透かすべきではない心 [00:31.08]現実との落差 [00:32.52]誰も彼も恐れ恨む 他者の言葉の雨霰 [00:35.68]集まったみなの病みはどの位? [00:37.33]この暗い闇の中don't cry [00:38.59]数多の記憶を一握り [00:40.12]零れ落ちて降り注ぐ 一頬り [00:41.76]いつまでも見つめる [00:43.22]三つ眼の奥の迷路 気付けば独りきり [00:44.94]また目眩 見えた世界は一つしか無い [00:48.39]再度Daydream アナグラム [00:49.63]手に取り一字加えたサイコメトリー [00:51.42]荒野に ぽつんと浮かんだ [00:57.83]帆船が独つ 朽ち果てていく [01:03.87]ざらめ雪の深深と [01:10.19]細指で摘んだ 蕾の柔さ [01:19.82]無明の蝶は蛾と群れて [01:22.51]身を焦がす火遊びに興じる [01:26.25]なだらかな下り坂だと [01:29.08]知らずになだれて [01:32.47]唐突に響くダウナーのノックにただ息を潜めれば [01:38.65]巡る巡る思考の錯誤 [01:42.02]じくりと痛んだ [01:45.09]豪奢に設えたドレスの [01:51.06]艶やかな色合い 網膜を刺す [01:57.47]まがつ深淵にほだされ [02:03.55]吹き消された火の消せない残像 [02:10.15]扉の先を見渡す [02:11.14]感傷に浸る暇など無く [02:12.76]半ば作業的に仕方無く [02:14.20]思考に溶け込んでいく感覚 [02:15.85]何気なく目を開く [02:17.53]不安になる いつになく [02:18.89]故意に そして盲目的に無意識 [02:20.95]価値観の不一致 [02:22.33]流れ込んだ華かな光 [02:23.68]波に飲まれ見失う [02:25.35]塞ぎこんだままの闇の中で誰を煙に巻く [02:28.12]幾千数多の嘘達が潮笑う [02:30.44]からかうも味気なく [02:32.12]めげずまた日めくり [02:33.19]愛を探すも堂々巡りの回想 [02:34.95]気付けば自身の思考も迷子 [02:36.70]蛹に環る蝶はただ [02:39.70]まだ味わわぬ蜜の味を想う [02:42.80]さざ波のような心音に [02:46.34]意識はさらわれ [02:49.17]唐突に響くダウナーのノックが掻き消す今朝の記憶 [02:55.56]絶え間なく続く既視感 [02:58.93]ぐらりと揺らいだ [03:01.92]無名の蝶と戯れて [03:04.81]花から花へ半ば風任せ [03:08.00]穏やかな日々は夢幻と [03:11.34]知りつつ溺れて [03:14.41]一昨日の声に脅かされ [03:17.42]飛び交う扉を一つ開けば [03:20.66]めくるめく思考の回廊 [03:24.00]ぎしりと軋んだ [03:27.18]荒野に ぽかんと開いた大穴が一つ [03:35.89]投げ入れていく [03:39.56]やがて訪れる夜明けの [03:45.78]色も知らずに歪な夢を見る