続いてくこの道は 昨日とは違うけど まっすぐに歩いていける そんな気がしているの 薄く棚引く雲の向こう 目を眇めて 約束も、さようならも、今は宝箱に仕舞っている 決して褪せない唯一の場所 穏やかに晴れ上がる日には花の匂いが 遠くへと あなたへと 届いていくのでしょう 舞い踊る鳥の群れ 見えなくなっていく ひと滴ふた滴 不意に落としても 熱に気化され また雲の形になって 棚引く雲 目を眇めて ありがとうとね、さようならも、今は宝箱に仕舞っている 消して褪せない心に いま たおやかに空気の震える音を聴いている すべて零さない様に この道を行こう