[ti:4.たま、ytr、妖狐 - ヒトノユメ] [ar:魂音泉/MAXBET] [00:00.00] [00:33.25]岸から岸 繋ぐ渡し舟 六文の銭と引き換えの儀式 [00:36.98]黄泉(こうせん)に遷り遠ざかる意識 流転する景色 値千金 [00:40.30]ただ闇雲に斬り掛かるしか無い 見渡す限り霧かかる視界の中に [00:43.95]鳴り響く諸行無常 魍魎の匣は拒食症 [00:47.06]輪廻転生する根無し草 夢見る蝶の記憶は泡沫(うたかた) [00:50.44]断片紡ぐ幼気(いたいけ)な仕種 躯が憶えている謡(うた)い方 [00:53.62]永久に流れるこの音の中で奏でる言の葉枯れる事勿れ [00:57.12]神経を蝕む人生の苦 纏めて消し去る辞世の句 [01:00.42] [01:03.77]暗転から全反射 決別した現世と雪月花 [01:06.64]哭(な)く霊魂(21グラム)此の場離れ心中 鎮具破具(ちぐはぐ)な言霊だけ [01:10.59]転がる髑髏(しゃれこうべ)を取り巻く執着の残り滓(かす)が織り成す [01:14.12]五線譜の上 鬼火が踊り出す 旋律を喉に刺す [01:16.77]いつも通り泉の畔 水面に広がる波紋の様に [01:20.26]まだ到底辿り着かない輪廻転生 情景想い浮かぶ騒霊 [01:24.11]操と鬱迷い込み幻想が奏であげた星屑の伴奏 [01:27.42]受難 刺激が不足な方向け 魂に乗せた言葉の餞(はなむけ) [01:30.94] [01:31.01]彼岸過ぎ彷徨う月夜の亡霊 音が鳴る方へ 後ろの正面 [01:34.47]浮世の光景に悲観主義が迷う 来世で張る次の予防線 [01:37.58]反響する音放つ合わせ鏡 残響の余韻作る忘れ形見 [01:41.20]片隅に一人 言葉書き殴り 巡る阿弥陀籤(あみだくじ)の中 神隠し [01:44.58]夢か現かを問う個の命 儚い人の夢 [01:47.28] [01:47.30]散りばめた光が跳ね返り 騒霊の宴を照らす [01:54.07]永久の音が溢れ出る世界に魂を捧げ [02:00.80]繋がり離れては繰り返し 騒霊の唄 手を伸ばす [02:07.48]呟いた 桜舞う世界に「どうかこのままで」 [02:15.08] [02:18.20]風前の灯 狐火の如く燃える蝋燭は命の鼓動 [02:21.67]同刻 紐解く全て戯れ言 慟哭の声すらも他人事 [02:25.04]音を貪る喧騒から詩を連想する魂込める演奏 [02:28.23]三稜鏡(さんりょうきょう)を象る 夢の中辿る 抜け出せぬ譜面上 [02:31.44]口から吐き出す言葉を読み解く力 足枷外し向かう黄泉の国から [02:35.06]事の弾み 切っ掛け 音色響かせ 昔に書いた歌詞は冥土の土産 [02:38.51]左から右 また今しがた陽を浴び 静かに罅(ひび)割れた煌びやかな日々 [02:41.57]忘れかけた欠片を集め重ね重ね 空高く翔けた願いを叶え給え [02:45.45] [02:45.46]命の檻 何処にも往けないの [03:00.71] [03:01.59]消えかけた祈りが生き返り 浮世を離れ奏で合う [03:08.31]何処までも続くこの世界に魂を捧げ [03:15.08]繋がり離れての往き帰り 月夜の中でまた出会う [03:21.72]振り向いた 音の無い世界に戻れないのは何故 [03:28.61] [03:28.77]散りばめた光が跳ね返り 騒霊の宴を照らす [03:35.22]永久の音が溢れ出る世界に魂を捧げ [03:41.99]繋がり離れては繰り返し 騒霊の唄 手を伸ばす [03:48.64]呟いた 桜舞う世界に「どうかこのままで」 [04:23.77]