[00:30.50]ぶり返す残暑に打ち拉がれ犇く倦怠 [00:37.12]耳に木霊す虫時雨 [00:40.70]茜裂いて [00:43.98]これは極簡単な物語 今日も静寂の音が鳴り [00:48.38]独りきりの忌子か異端児 どうせまた世界と隔離 [00:51.47]各地 厄神 小鳥が避けて 草木も避けて 音にまみれて [00:55.43]偶然鳴るラインのその衝撃 ぶち込む核弾頭 [00:58.98]所詮は叶うことなくても夢見るだけなら公平 [01:02.63]響かせるを重ね 割れるまで繋いでくだけ [01:06.37]頭の中静まり返り 浮かんでく詩 また繰り返し [01:10.15]重なるワンシーンから想像 キミとボクとの斉唱 [01:13.43]誰も聴いちゃくれないけど 孤独の中のジャムセッション [01:17.09]完成する宝物を大事に大事に抱えてったんだ [01:20.59]いつの間にかその感情が 欲張りだしてしまったんだ [01:24.35]気付けば想いを込めた、それは儚い愛の歌 [01:27.60]『夢で one 口づけ交わしたい [01:31.63] それが覚めぬように まだcry and cry』 [01:34.94]最初っから知ってようがどうしようもないこの感情 [01:38.11]言葉にするだけでも烏滸がましいから騙しだまし隠してる [01:42.14]『この世界でくらい キミに触れていたい [01:46.26] それが覚めぬように まだcry and cry』 [01:49.45]聴いて、響いて、心の音 遠くのキミにそっと届け [01:52.67]この願いは儚く散って 宙に舞って [01:56.46]届くわけもない歌声に [02:00.93]ありったけの想いを隠して乗せる [02:04.74]禁忌を犯した少女の声は [02:07.91]やがて空に溶けて消えていった [02:10.69]静寂切り裂く歌声 枯れた森の中残響 [02:14.20]変化 求めるけれどもそれは長い事変わりやしなくて [02:18.09]どのくらいだ まさか永久か 届かないまま消えた言霊 [02:21.48]あっちこっちに響き渡る鳥たちの囀りも耳に痛くて [02:25.08]欲張りが招いた結果 だんだんと歌うことも苦しくなって [02:28.61]旋律奏でる度に声が震えてくるからすぐに不安定 [02:32.14]これじゃダメだ どうかもう一度だけ高らかに天に咲いて [02:35.82]捨てることもできないのならば せめて歌の中 愛と呼ばせて [02:42.38]『夢でjust one time 口づけ交わしたい [02:46.02] それが覚めぬように まだcry and cry』 [02:49.87]最初っから知ってようがどうしようもないこの感情 [02:53.04]言葉にするだけでも烏滸がましいから騙しだまし隠してる [02:56.47]『この世界でくらい キミに触れていたい [03:00.56] それが覚めぬように まだcry and cry』 [03:03.83]聴いて、響いて、心の音 遠くのキミにそっと届け [03:07.39]この願いは儚く散って 宙に舞って消える? [03:11.18]ぶり返す残暑に打ち拉がれ犇く倦怠 [03:17.56]耳に木霊す虫時雨 [03:21.22]茜裂いて [03:25.31]例年より身に染みる秋風 [03:29.10]終わらぬ夜更かし [03:31.85]天を仰ぎ穴惑い [03:35.65]君を、思ふ [03:39.61]