夜な朝な注く見える愛しき形を 真陽(ひ)の子等は陸に足着きしことの嬉 新し世明け つうづなるもの 一の恵 心に染ませよ 幸う斎(よ)地空にやよく称えよ あぁ 吾らが母おどろき待ちて この手づからは握る暖けし光 往にし方のよう民あるままに 孫生(ひこ)う諷謳(そえうた) 礼そう そそとゆくらか注くみみ入る愛しおとない あまつそらに直照る黄金 方図ない力心に染ませよ 大雨ど生れ継ぐやよく祈み継ぎ行く あぁ 吾らが母ちぢの力を この手づからは愛しみ結う千のきづな 夜さりのほどろ吾らがきょうら先 守る諷謳(そえうた) 礼そう 風よ陽よ母の大地よ この手に宿る星 今を生く命 与えられる喜びを 朝の日が 私にもまた 息吹を 呼び覚ます 胸に抱きしめて 謳(うた)を謳(うた)う