足あと辿る路の向こう ボクはただ立ち竦んだ 惑いと不安の入り交ざる 心に任せるまま 届かない願い 空に掻き消えて 明けに浮かぶ月が まだ遠く彼方 追いかけて走った キミはこの世界の果てで ボクの知らない景色 匂い 音を知り きっと変わって 風に少しだけ涙こぼれた 乗り込む船の縁に触れて 振り向いた古びた街 海鳥鳴く声に合わせて汽笛が響き渡る いつまでもここで 過ごすのだろうと 抱いてた淡い想い出を捨てて 旅立ちの始まり ボクだけが感じられる徴 特別なんて言葉じゃ足りやしない キミの背に 近づけてる気がするんだ ぶつかって すれ違って 進んで ふたり巡り会える 叫んだって掴めない ここから築いていくから 旅立ちの始まり ボクだけが受けられる風 悲しみすら歓喜に変えてしまう そんなチカラ 輝く瞳を見つけ出せるよ 追いかけてく 世界の果てへ 特別なんて言葉じゃ足りやしない この世界で キミと共に生きてゆくよ