吟:あっ、お帰りなさい。 綴:お姉ちゃん、お帰りなさい。 吟:ご飯できているから今温めるね。 うん?自己紹介?いきなりどうしたの? 綴:お姉ちゃん、僕たちのこと、忘れちゃった? 吟:違う?よかったね綴。 彼女は僕たちのことを忘れてないって。 綴:うん。でも、それならどうして、いきなり自己紹介、なの? 吟:確かに、お互い改まって自己紹介はしたことなかったね。 綴:じゃあ、僕もお姉ちゃんに、自己紹介してほしい。 本当?じゃあ、僕も自己紹介、頑張る。 吟:じゃあ、パパも頑張ろうかなぁ。 綴:うん。ええ、お腹の虫さんが。 吟:今日も元気にお腹空いたって言ってるね。 綴:うん。 吟:そうだ。 綴が自己紹介を上手にできたら、皆でご飯を一緒に食べよう。 綴:わ、分かった。頑張る。パパ、お手本。 吟:ふふ 。はいはい。では、自己紹介を始めます。 綴:パチパチパチ。 吟:僕の名前は狐森吟。 紅葉村で、ご飯屋さん、ポンポコリンをやってます。 趣味はご飯を作ること。 美味しくできたらすごく幸せな気持ちになります。 綴:うんうん。 吟:それから、綴っていう可愛い息子がいます。 綴:へへ。 吟:それからそれから、可愛い女の子と歌と詠と一緒に住んでいます。 毎日が楽しくて幸せです。お仕舞い。 綴:パパ流石。 吟:ふふ。ちょっと照れ臭いなぁ。次は綴の番だよ。 綴:あっ、はい。ええど、僕は、狐森綴です。 年は7歳で、パパはご飯屋さんをやっています。 ママは。 吟:綴。 綴:ママはもういないけど、僕にはパパと、お姉ちゃんと、 うーちゃんと、よーちゃんと、マー君がいるから、幸せです。 吟:綴。 綴:ど、どうかなぁ。 吟:うんうん、よくできたよ。偉い偉い。 綴:へへ、よかった。次はお姉ちゃんの番だよ。 僕、ちゃんと聞くから、お願いします。 吟:僕も君の自己紹介を楽しみにしているよ。 君の自己紹介が終わったら、ご飯にしようね。