悲観して結露 施すのは迷彩 通過を許さず 地下を飛ぶ燕 ひらり ひらり ひらりと 予言を遮断し その眼で見て すべての結末 空物語は煤けて跋扈し 砕ける日を鬼形を埋葬 手にしたものが 束の間も極彩色へ 妄信が笑う 几案の上 迷彩 十字路 葬列 曇らせてばかり 液体から濁って 予言は戯言 その眼で見て すべての結末 空物語は煤けて跋扈し 砕ける日を鬼形を埋葬 手にしたものが 色褪せなければいい 求めていて 折れはしない旗 忌むべき不実を燃やしてしまえば 意志には火が 消せはしない火が 手にしたものが束の間も煌めきへ 籠の中の鳥 祝福を知らず 外の風知らず 何も知らずに 描くものは何? 望むものは何? 留まるなら塵にすら 無人でめけがら 鎮痛 麻痺した午後が裂けたら 哭声 響く 回転 天体 顕微鏡から覗く運命を その眼で見て すべての結末 空物語は煤けて跋扈し 砕ける日を鬼形を埋葬 手にしたものが 色褪せなければいい 求めていて 折れはしない旗 忌むべき不実を燃やしてしまえば 意志には火が 消せはしない火が 手にしたものが束の間も煌めきへ