[00:14.340]それは平穏な日常に生まれた不可思議 所謂普通の日々から爪弾き [00:18.130]突然の必然の偶然に発生した 純血の家系図と対極の関係 [00:21.960]理解しようとしても どうしても拒否で またしても正解は出ず [00:25.070]真実は目に映る世界だけ だからこそ見せたいだけ [00:28.200]この最果てにて瞬きする間に巡り逢う御伽話 予言の通り [00:31.820]先祖の様に煙に撒く 届き難し 悲しき死生観 [00:35.920]天を仰ぐ 嘆いた美しき妾達 手掛けた穢れた血 [00:38.770]幾千の魔法 外から閉ざされた鳥籠 過去から見放す神の御加護さえも [00:43.160]振り返りもせずに 文献の中だけに一途に [00:46.030]人の波 飲まれ浮き沈み だが溺れてる自分に気付き 息継ぎ [00:49.960]一回 猶予はない 歩みを止めたのは躊躇じゃない [00:53.470]この世界以外 誰も知らない その先の景色がみたい [00:56.320]寓話と実話の どちらでもなく [01:04.040]歴史と意識から 消えゆけど [01:10.360]揺蕩う言葉は 時など知らず [01:18.040]音の無い砂浜へ 流れ着ける日を待つ [01:39.420]一日中独りきり 旧秘境史から人間としての成長に興味 [01:44.890]新幻想史 もしもの話も知らず知らず真実寄り [01:50.310]古の地より 続く矜持 忘れられない [01:53.600]消えてく記憶の断章 血の代償 巡る時の邂逅 [01:56.590]今、何を思う 未だに想うの 胸の痛みは針を通す様 [02:00.370]一点の曇りすらなく 夢の温もり 隈無く探す [02:03.960]誇り高く在るが為に穢れる姿こそ美しい [02:07.710]この地に魂を宿し殉じた気高き精神 自由に宙に舞う [02:11.200]弾かれた畏怖の対象 歴史改竄 人の台頭 [02:14.690]及びもつかぬ真実が交わり再来 我思う、故に我あり [02:18.420]この地に宿る魂準じた 混血の業 背負った十字架 [02:21.720]寓話と実話の どちらでもなく [02:28.460]歴史と意識から消えゆけど [02:35.000]彷徨う言葉は 今わの際に [02:42.630]傷付いた御身の傍らで佇む [02:51.050]生まれ落ちた場所から見た 景色を世界と教わった [03:04.510]自分の意思で始めて見た世界の外をなんと言えば [03:19.150]寓話と実話の どちらでもなく [03:26.560]歴史と 意識から 消えゆけど [03:32.990]千切れた言葉が 時をも越えて [03:40.770]誰かの心へと どうか届きますように [03:48.320]これは寓話と実話の どちらでもなく [03:49.870]今、歴史と意識から 消えてなくなる [03:51.770]揺蕩う言葉は 時など知らず [03:53.460]いつしか流れ着ける日を待つ [03:55.420]彷徨う言葉は 今わの際に [03:56.960]傷付いた御身 その傍らに [03:58.600]千切れた言葉が 時をも越えて [04:00.660]誰かの心へ 届きますように [04:03.120]過去と現在と 現実と幻想の間 [04:06.720]挟んでいたハズの囚虜は姿を消して呟き [04:09.900]でもそこに確かに存在した美しき穢れた血の物語 [04:15.050]また何処かで会えると願ってる