行こうか逃げようか 君が望むままに 幸か不幸か ネオメロドラマティック 咲こうが摘まれる 君の絶望こそ こんな時代か ネオメロドラマティック 自分の純情を スプーンにひとすくい 街に喰わせるたび 貰えるキャンディを 舌で転がしながら 記号化した言葉に 「助けて」というWordは 無いようだ いつも感じている 寒く深い闇の この場所がもう既に 街の胃袋の中 幸せすぎるのが 不幸なこの頭が 切れない剃刀を探している 君はボイルした 時計の皮むきに ただ夢中になっている どこから聞こえる情熱の歌が 泣こうとしている 君へと寄り添う 過去か未来か 確かにあったなら ここにだって みつけられるのかも 群集に紛れて 息を殺しているうち 枯れてしまいそうになる 希望というアイデンティティ 空気を奪いあう 地下鉄のホームで 生暖かい風を浴びている 君は砕かれ コンクリートになった 岩のために祈った 最後まで付きあおう 僕が果てるまで 最高のエンドに 辿り着けるから 格好つけて 言うわけじゃないけれど ここには僕らしかいないみたい 行こうか逃げようか 君が望むままに 幸か不幸か ネオメロドラマティック 咲こうが摘まれる 君の絶望こそ こんな時代か ネオメロドラマティック 君の「愛して」が 僕に「助けて」と 確かに聞こえた どこから聞こえる情熱の歌が 泣こうとしている 君へと寄り添う 過去か未来か 確かにあったなら ここにだって みつけられるのかも 行こうか逃げようか 君が望むままに 幸か不幸か ネオメロドラマティック 咲こうと もがいている 君の力こそ こんな時代の ネオメロドラマティック