都会は走るように 夏へ向って 動いているのに あなたは 心に コートを着せたまま かかえきれないほど 夢を集めてた頃は 二人で 夜明けも忘れて ときめき合ったのに 誰だって 切ない心で 道をはずれてゆくこともある その拭い切れない 哀しい人生の傷跡 誰にも 隠す事はないから 素直になって せめて今はただ柔らかな 誰かに もたれて步いて欲しくて 誰だって 闇と光 仕方ない扉も手にする 花は咲き そして散って 繰り返す季節に芽生える さあもう忘れて あなたは 誰のことも决して 裏切ってなんか いないはずだから 素直になって せめて今はただ 柔らかな 誰かに もたれて步いて欲しくて