作曲 : 佐々木 淳 作词 : きみこ 掃いて捨てるほどありふれた言葉でも伝えたくて 小さなあたしが埋められる少しの隙間だって あるから 星の数ほどの今を乗せ止まることなく回る世界 遠ざかって振り返ってそれでもまた 忘れてしまうということは進んでいるということかな 削れたって塞ぎ合って笑えるなら たとえ話が君とあって本当になった こころに触れた 遠回りでも辿り着くなら君が笑うなら 忘れてしまった一秒も無駄ではないでしょう 掃いて捨てるほどありふれた言葉でも伝えたくて 小さなあたしが埋められる少しの隙間だってあるから この目を凝らしても耳を澄まして 今より向こうには届かないけれど ここに居ると君が笑い そして ここに居ると君が泣くから ずっと見てた夢のもっと向こう側へ いつかそれさえも消えてしまうのならせめて今 この手やこの目やこの声やあたしのすべてで 確かめたくて触れていたくてただここに居たくて 二度とは戻れぬときだから忘れてゆく今を歌うよ