まだ少し暗い部屋 魔法使いが降りて"さよなら"とだけ告げた 季節の無い日々が重なり始めたときを まだ覚えているよ 「好きな色で飾りつけてごらんよ」 一つ一つ絡ませては解いた 焦がれていたことに気付く前に 僕らは完成を恐れて遠ざけてた 今は白黒の舞台から電子の夢を見てる 再生を祈った足音 そして褪めていた四次元はその色を変え 産声を上げた いつも通りの風景は逃げ道を塞いで その陽を夜明けに弾いた 季節の無い日々が際限無く続いてく そんな気がしてるんだ 明かされた真実はどこか期待外れ 哀しみを纏った陽炎 いつも完成を恐れては閉ざしたストーリー 開いたその続きは―― 白黒の舞台から電子の夢を見てる 再生を祈った足音 そして褪めていた四次元はその色を変え 産声を上げた