溶けて消えそうな 心も身体も 針と糸で 結んで、開いて 柔らかいその手の温もりですら 今は、もう、いらないなぁ。 明けない夜の真ん中で君は 寝ぼけ眼で探し物の続き 壊れちゃったプラモデルの 代わりになりそうなパーツが欲しい。 どうしてこんなに世界がつまらないんだろな どうしてこんなに嘘みたいな白けた明日 他の誰より優しくしてあげるからね 他の誰より素直な君でいてね。 暮れない空を避けるように君は いつものような虚ろな瞳で 寂しくないし、悲しくもない ただからっぽに笑う 少し、可愛いなって思う。 すぐに忘れてしまうのでしょう? どうしてこんなに世界がつまらないんだろな どうしてこんなに嘘みたいな白けた明日 他の誰より優しくしてあげるからね 他の誰より素直な君でいてね。 限りなく永久に近く、傍にいるからね。 だから私だけの為に傷ついてね。 大丈夫、絶対に、壊れることのない 君にしてあげる。