夜空に輝くその光 眩しく煌きわたしを導く 小さなこの手を翳している 見上げた流れ星 春の東屋に少女は微睡み 水面に浮かぶ蕾は風に流され 悲しみ 生まれてゆく 擁く両腕 木々が撫でて 朝焼け 待つたびに 独りがこんなに辛くて痛む 金の星に 銀の海に 抱かれていても 紅の血潮 蒼の涙 その身を流れていても 無くならない争いには何を捧げよう わたしはただ それでもまだ 望んでいたいの 燃える雨の中 黒い蝶が舞う 翅を焦がしても 目指す 白い花 苦しみ 沈んでゆく 藻掻く両腕 何を掴む 朝焼け あと少し 悴む指先 絡めた ひとつの…… 夜空に輝くその光 眩しく煌きわたしを導く 小さなこの手を翳している 見上げた夜空に羽ばたく祈り 金の星に 銀の海に 抱かれていても 紅の血潮 蒼の涙 その身を流れていても 無くならない争いには何を捧げよう わたしはただ それでもまだ 望んでいたいの 金の星に 銀の海に 抱かれていても 紅の血潮 蒼の涙 その身を流れ 金の星に 銀の海に 抱かれていても 愛しい世界を 愛しい人を 守りたい