嘘を吐いて 世界を騙せ 震え咽び泣く純潔サクリファイス 喰い込んだ棘は喉元深く 絡み合う輪廻 捻れた因果 穢れしこの身 孕む狂気は 欺瞞で溢れてるカタルシス 誘う先は ただ不条理な 美徳を騙る  背徳の影 また一つ口に出せぬまま 朽ち果てて逝く 嘘を吐いて 心に鍵を掛けて 塗り固めた楽園の 残酷で尊い真実 身悶える程に 束縛サクリファイス 歪な螺旋は 虚空を穿つ 魂の乖離  欠落遊技 蠢く贄は 原初の罪に 気付かず舞い踊るクリミナル 幾重に紡ぐ 奇想迷宮 深淵快楽のサンクタム 荊棘の先は 見るも無惨な 異端を灼き尽くすカルナバル 永劫謳う 鳴り響く聲 空虚に木霊するレクイエム 彷徨える最果の彼方 囚われたまま 嘘を抱いて 退廃の刻の中 嘘を抱いて 闇に溺れる 爪を立てた楽園で 盲目に揺蕩う約束 未だ消えずに残る陽炎 全て無に帰して仕舞え 血も涙も心も声も 感情さえいらないから 虚実の幽世  混沌の渦 墜ち往く躯只無情にも 破滅を待ち望むファンタズム 懺悔の旅路 続く教義が 導く有難きエンブリオ 淡く脆く清らかな祈り 儚く消えて 嘘でいいから 誰か愛の恵みを 嘘でいいの 優しくしてよ 閉じ込めて 心に鍵をかけて 嘘を吐いて 世界を騙せ 壊れ欠けた楽園で 慟哭に塗れた真実 终