桜色の花が 風に消える頃 ふと射し込む 陽の光が 夏を連れてくる 少し遅く咲いた 白勿忘草 緑 萌ゆる木々と踊る 蝶を見上げてる 夏の空に舞う 二色蓮花蝶 鮮やかな萌葱に 季節の目覚めを知る 少し遅咲きの 白勿忘草 艶やかな蓮花に 今も夢見続ける 山の端に残った 薄い雪の白 今 名残を惜しむように 風に融けてゆく 別れの言葉さえ 告げることもなく いつか 夢と消える日々を 此処で見つめてる 夏の空に舞う 二色蓮花蝶 遥かな幻想の 泡沫の夢を知る 少し遅咲きの 白勿忘草 艶やかな蓮花に 今も恋し続ける 夏の夜に咲いた 白勿忘草 廻る季節 幾たびでも 夢を見続ける 夏の空に舞う 二色蓮花蝶 鮮やかな萌葱に 季節の目覚めを知る 少し遅咲きの 白勿忘草 艶やかな蓮花に 今も夢見続ける