[00:13.44]いつしか忘れられた オジーの形見の三線 [00:37.78]床の間で誕生祝いの 島酒にもたれて [00:49.78] [00:51.86]ほこりを指でなでて ゆるんだ糸を巻けば [01:02.36]退屈でたまらなかった 島唄が響いた [01:15.11] [01:15.62]鮮やかによみがえる あなたと過ごした日々は [01:28.44]やわらかな愛しさで この胸を突き破り [01:41.11]咲いたのは 三線の花 [01:51.84] [02:00.08]テレビの斜め向かいの あなたが居た場所に [02:14.06]座ればアルミの窓から 夕月が昇る [02:25.43] [02:26.89]家族を眺めながら 飲む酒はどんな味 [02:38.81]眠りにつく前の 唄は誰の唄 [02:50.47] [02:51.18]喜びも悲しみも いつの日か唄えるなら [03:03.10]この島の土の中 秋に泣き冬に耐え [03:16.39]春に咲く 三線の花 [03:35.50] [03:48.18]この空もあの海も 何も語りはしない [03:59.93]この島に暖かな 風となり雨を呼び [04:13.57]咲いたのは 三線の花 [04:21.47]