[00:29.47]ひとりぼっちの兵隊は おもちゃになった様に [00:36.67]背中を丸め しゃがみ込んで 身動きひとつしない [00:44.31]今日は 約束の日 何回目 それほど長い [00:52.12]君は来てくれる そう信じて待ってる [00:58.96]吹き抜く風と 目に土埃 過ぎ去りし 遠い記憶 [01:06.26]この風を受けとめられたら 君を抱きしめているだろう [01:13.66]そんな気分で 飛びつくように 現れるは光の凪 [01:21.32]抱きしめた 温もりがある 夕日と共に消えていくけど [01:36.06]ラムネのビー玉穿って 鼻水垂らして [01:43.28]抜けなくなった 指が怖くって 泣きついた少年 [01:50.86]放課後の秘密基地 怪談と七不思議 [01:58.64]懐中電灯が照らす ビー玉の乱反射 [02:05.54]オーロラだって ダイヤだって 見たことない けどここにある [02:12.77]頬杖ついた光越しには 君がいて 君を照らすんだ [02:20.13]何光年 先の光で 僕の瞳に届くのだろう [02:27.60]考えている そのうちに 君は僕の知らない「場所」へ [02:46.00]もう一度 もう一度だけ [02:57.13]もう一度 もう一度だけ [03:05.55]もう二度と返らない 繰り返すこともない [03:12.53]会いに行くこともない それでも変わらないものがあるんだ [03:22.96]あなたは言った「また会えるよ」と その時を約束しよう [03:30.36]いつまでだって 信じてるよ 君は嘘つきなんかじゃない [03:37.70]僕らが過ごした 夏の終わりに 僕は「君を好きだ」とは言えず [03:45.12]いつ言おう 明日こそはと 言えないままだ 今もずっと [04:03.86]僕が「ぼく」を失うまえに [04:18.04]いつかきっと言えますように