代わり映えしない 同じ軌道を回るだけ この喜怒哀楽が 意味を持たない瞬きでも 満たされていたい 足りないことを愛したい 全て手にしたい 何もかもを捨ててしまいたい ありとあらゆる 矛盾を食べて 僕らは息をする まるで流星のように一瞬で 銀河系のように果てしなく それは万有引力で惹かれ合って 隕石のように衝突しあって まるで超新星のように光っていて 衛星のように寄り添って 事象の地平面の向こう側 その先あるもの 探していたいのさ 目に見えない音 耳に聞こえない形 触れない匂いを 創るものはただ一つだけ 切り捨ててきた無数の可能性 忘れてわけじゃないんだ ラプラスの悪魔が愛想を尽かすような それは僕らの中 まるで彗星のように巡り合って 素粒子のようにすり抜ける それは光速度のように不変でいて 量子力学のように曖昧で 暗黒物質のように求められて UFOのように笑われて 因果の地平線の向こう側 その先あるもの 探していたいのさ 探してたいのさ