もっと美しいもの 触れてみたい 土と埃の中 見つけたのに 愛している 君の事を 無意味な言葉 響く あの日の僕は死んでしまったよ 気付かずに棘は刺さったままで 僕の造った白い仮面から 涙 流れ 誰かが気付くのをずっと待っていたんだ 雛菊の散るイメージが頭を離れないから 浮かんだ朱を掬うふり 汚れた靴を脱ぎ 泳いでみたい 傷口がひりつく意味を知りたい 愛している?僕のことを 無意味な言葉 響く 無邪気なままで別れたかった 感情が痺れては 押しよせる 君の造った鎖から 指をそっと外し 此処から遠くへ連れ去ってしまいたい 強く日差しが照りつけるほどに 色づいていく あの花のように紡ぎたい よかったんだよ これで 手遅れだったんだよ すでに 僕の造った白い仮面から 涙 流れ それでも誰にも気付かれることはない 雛菊の咲くイメージが上手に描けなくて 僕に重ねて枯れてしまう