[00:01.30]lament blue [00:07.21] [00:13.39]海は静かに夜を映して、ただ波音を奏でている。 [00:26.41]小さな雫ひとつ落ちても、夜の音色になれないまま。 [00:41.11]割れ落ちた硝子のように、涙は月に透かされて、 [00:54.13]やがて海に溶けていった。それはまるで魔法。 [01:07.85]悲しみは消えないけれど、少しずつ形を変えて。 [01:20.53]また誰かの涙を溶かしてくれるよ、いつでも。 [01:33.56]あなたの名前を、そっと呼んであげるよ。 [01:47.65]風が吹いたら、想いは遠い海へ。 [02:00.23]海の中では誰も決して、涙を見せることはできない。 [02:13.17]ただ悲しみと沈む心が、そこに静かに佇んでる。 [02:27.68]そして月も海に沈んで、新しい光が上る。 [02:40.60]時がいつも次の季節を選んで、流れる。 [02:54.18]この波に心をそっと浸してみれば、 [03:07.37]思い出せる、幼き日々の夢を。 [03:20.06] [03:45.04]海の中では誰も決して、涙を掬うことはできない。 [03:59.96]誰かを想う優しさだけがそこにはあって、見つめてるの。 [04:15.16]