[00:00.00]  [00:25.00]混沌な夜の街の散々な眺めは [00:29.10]「絢爛な幻夢のよう」だと? 蛆が涌くよ [00:33.05]  [00:33.31]ナンマイダ唱えながら欄干を越えれば [00:37.44]眼下に迫る景色はこんなモノさ [00:41.46]  [00:41.71]橋の下見降ろし [00:45.38]ひとつ 溜息吐いて群青 [00:49.94]時計は持たないで [00:53.68]どうせ狂っている [00:57.94]  [00:58.24]パトライプの走馬灯、揺れる [01:02.20]伸ばす手、指、痺れて Ah [01:06.17]  [01:06.42]向こう車線に佇む君はスピードの作り物 [01:14.34]  [01:14.68]カラカラに渇いてる [01:16.50]蛇口から錆びた水 [01:18.58]色彩の暴力が僕を殴つ [01:22.60]  [01:22.94]グラグラと揺れている [01:24.70]君はまだそこに居て、僕を嘲笑う。 [01:31.44]  [01:47.92]ハイハット刻みながらハイテンでキメれば [01:51.95]ハイウェイは地獄さながら 誰のせい? [01:55.74]  [01:56.02]対向で呻るバスの最高の調べが [02:00.07]「狂乱の悪夢のようだ」と よくも言うよ [02:04.28]  [02:04.52]8mgの煙と缶コーヒーの温度感じて [02:12.57]月は見上げないで [02:16.35]疾うにくすんでいる [02:20.60]  [02:20.94]野良猫が鳴く カラスが集まる [02:25.02]人はかくもはかなし Yeah [02:28.89]  [02:29.12]向こう車線に佇む君は [02:33.20]憎しみで僕を見る [02:37.02]  [02:37.27]ザラザラに乾いてる [02:39.28]赤黒いコンクリート [02:41.39]足跡は白線を汚してく [02:45.38]  [02:45.63]バラバラに千切れても、粉々に砕けても [02:49.66]君はそこにいる。 [02:54.40]  [03:26.92]この街を見下ろし、紫へと薄まる群青 [03:35.37]カーブミラー越しに終わる世界を見た。 [03:43.49]  [03:43.72]パトライプの走馬灯、揺れる [03:47.65]伸ばす手、指、痺れて Ah [03:51.55]  [03:51.89]向こう車線に佇む君は [03:55.90]スピードの作り物 [04:00.06]  [04:00.30]点かないオイルライター [04:03.38]燻る煙とサイケな色 Yeah [04:08.26]  [04:08.52]向こう車線に佇む君は [04:12.27]極彩の白と黒 [04:16.22]  [04:16.56]明け方の空の下 [04:18.61]色彩は消えていた [04:20.63]ガードレールの花束に唾を吐く [04:24.53]  [04:24.85]ユラユラと揺れていた [04:26.83]君はもういなくなった [04:28.84]  [04:29.18]それじゃ、サヨウナラ。 [04:33.16]