そっと踏みしめる 雪上の足音 誰かが居るのかと 振り返ってみたりもした 寂しいと呟いた 有るのは風だけ 夢や幻のようだと 誰かが言っていた 優しい色の 季節外れの曼珠沙華 冬景色を染める 沢山の赤色 今 始まる 走り出す 退屈な日常に飽きて 憂いていた 言葉に詰まるほど 空は透き通って ただ 陽を抱きしめる [01:19.00 ずっと待ち続けた 光の地平線 いつの願い事だとか もう忘れたけど 寂しがり屋の 潰れかけの雪人形 土混じりの 笑顔にさよなら 今 始まる 走り出す 光降り注ぐ大地に 舞い降りた 言葉は決まってる 聞いて欲しかった ほら やっと会えたね [02:14.00 蟠りもあった 素直になれず 時だけは流れ 毎年の雪景色 「嫌いだ」は嘘だから 漸く伝えられた [02:34.50 今 始まる 歩き出す 手をつなぐ後ろ姿に 憧れてた 言葉はもういらない 差し出された手を 握りしめて行こう [03:21.35